【WCS2017】レヒレツルギウインディ+ポリ2ギガイアス
WCSレート シーズン1の終盤で使用した構築です。
絶賛流行中のレヒレツルギウインディを使用してみたところ、S操作なしでは相手の追い風・トリルを凌ぐのがキツいと感じたので、相手のS操作を切り返せるトリックルームをパーティ内に組み込もうと考えました。トリル要員としてはこのルールにおいて最も耐久と汎用性が優れているポリゴン2を採用。相手のS操作を返す為だけにポリゴン2を採用するのは個人的に好みではなかったので、トリルエースとしてギガイアスも採用し、能動的にトリルを仕掛けるタイプのスイッチトリパになりました。
[個別解説]
・ カプ・レヒレ@拘り眼鏡
実数値:175(236)-x-135-161(252)-150-108(20)
技:熱湯/濁流/ムーンフォース/黒い霧
硬い、強い。
相手のZ技により動くことなく倒される場面も多いですが、早々にZ技を消費させることで後発のポリ2が動かしやすくなるという利点もあります。
黒い霧はイーブイバトンにイージーウィン出来るのは好感触ですが、1戦しか出番がなかったので今後もイーブイの使用率が下がると思うと採用価値は微妙なところ。
・ ウインディ@オボンのみ
実数値:195(236)-167(172)-102(12)-x-101(4)-126(84)
S:最速テッカグヤ+2
威嚇枠兼炎枠。
丁寧に扱いたいので守るを入れたかったのと反動技の消耗を嫌ってこの構成になりました。
補正アイテムを持たせていないので火力が足りていない。
ミラーが頻発する上に毎回S負けてたのでSは上げる必要があると思います。
・ カミツルギ@気合の襷
実数値:135(4)-233(252)-151-x-51-177(252)
技:リーフブレード/スマートホーン/聖なる剣/見切り
速い、強い。
カミツルギより速いあらゆるポケモンが火を吹いてくる環境なので襷が一番安心感あります。
・ ポリゴン2@進化の輝石
実数値:191(244)-x-120(76)-143(36)-134(148)-80
技:トライアタック/冷凍ビーム/自己再生/トリックルーム
HB:A182ガブリアスの-1Z地震 + A178鉢巻ウインディの-1インファイト耐え
C:無振りガブリアスを冷凍ビームで確定1発
S操作枠。トリル展開からギガイアスと並べて制圧を図ります。
Z技が飛び交う環境だとポリ2レベルの耐久でも正直心細い。
努力値4余ってるけどSに振って無振りテッカグヤと同速になるのは避けたかったので振りませんでした。
・ギガイアス@イワZ
実数値:191(244)-205(252)-151(4)-x-101(4)-27
トリル下での制圧力が素晴らしい。
地味ながら天候書き換えによりカミツルギの襷を霰から守る役割もあります。
瞬間的な高火力が欲しい場面が多いので持ち物はイワZを採用。
カプ・レヒレやテッカグヤといった高耐久ポケモンに対してもZストーンエッジで8~9割削れるので、ポリ2の攻撃技と合わせて強引に処理します。
・ガブリアス@ジメンZ
実数値:185(12)-160(76)-116(4)-x-126(164)-169(252)
技:地震/炎の牙/毒づき/守る
HD:C178ドレディアのZリーフストーム耐え、C161カプ・コケコの珠めざ氷耐え
電気の一貫性を抑えられる強い地面枠が欲しかったので採用。
Zクリスタル持ちが他にもパーティ内に居るのでチョッキとかでも良かったと思います。
[基本選出]
基本は初手ウインディレヒレで相手を疲弊させた後、裏からポリ2を出してトリルギガイアスで〆ます。
または初手からトリル展開を狙い、トリルが切れた後にカミツルギで詰めていきます。
[雑感]
トリル下のギガイアスがとても強い。
この構築の強さの9割がギガイアスだったので、他の枠に関してはレヒレツルギウインディじゃなくてもいいんじゃないかなぁと思ったり思わなかったりしました。
構築の汚い部分としては、とにかく格闘が重い。
ハリテヤマ、フェローチェ、マッシブーン入りのパーティの場合、いかにポリ2と対面させずに展開できるかが重要になってきます。
また、基本選出の勝ち筋をトリル展開に大きく委ねる形になってしまったので、不意のトリル対策技(挑発、吠えるなど)が飛んでくると一気に負けに近づいてしまうのが難点です。
汚い部分も多いパーティですが、一応WCSレート2000を達成しました。画像も勝率も汚い。
(この後100連敗ぐらいして1900程に収束しました。)
ここまで読んでくださりありがとうございました。
※記事名をこっそり修正